野立看板 2026年03月22日

求人が変わる!「看板=採用ツール」という発想

看板は「集客」だけでなく「採用」にも効く

看板の効果が見直されているのは、実は集客だけではありません。私が営業の現場で最近特に感じているのが、「採用」における看板の力です。
看板というとお客様を呼ぶ広告というイメージが強いかもしれませんが、地域の中で企業を知ってもらう入口として、採用にも大きく影響しています。

 

採用は「少ない母数の奪い合い・投資リスク大」



まずは、なぜ看板が採用に有効なのか、現在の採用市場からお話しします。現在、大学・短大を卒業する学生数はおよそ約60万人前後。さらに18歳人口は減少が続いており、今後10年で1〜2割程度減少する見込みとされています。
その限られた学生を、何百社という企業で奪い合う。それが新卒採用です。
※出典:文部科学省「学校基本調査」、総務省「人口推計」

また、新卒採用1人あたりのコストは、求人媒体だけでなく合同企業説明会の出展や会社説明会の運営、人件費などを含め、一般的に50万円〜100万円以上と言われています
数人採用することを考えると、中小企業にとってはかなり大きな負担です。しかし、これだけコストをかけても、必ず成功するとは言い切れません。これらの投資を無駄にしないためにはどうしたらいいか。その解決策の一つとして、私は看板に大きなヒントがあると考えています。

※出典:dodaキャンパス「新卒採用の費用と内訳」
 

採用では「すでに知っている会社」になることが必須



採用は、その年だけの勝負だと思われがちですが、実際は違います。
例えば新卒採用の求人媒体。同じ業界・同じ職種を募集している企業は、一体何社あるでしょうか。それらの競合から少しでも目立ち、学生の目を引くために、高額の広告枠を買う企業も少なくありません。

また、企業展や合同説明会でも同じです。各社がブース演出や動画制作などに多額の費用をかけ、完全な「アピール合戦」になっていることは周知の通りです。なぜなら、まずは目を止めてもらうことが重要だからです。

しかし、その場だけで学生たちに興味を持ってもらい、求人広告を読んだり、自社ブースに入ってもらったりすることは簡単ではありません。学生たちに、目の前にあるたくさんの企業の中から選んでもらう秘訣。それは、「すでに知っている会社」であるかどうかです。「この会社、知ってる。少し話を聞いてみよう」そう気に留めてもらうことが、興味を持ってもらう一番の近道なのです。

 

学生にこそ看板が効く理由



そこで、学生たちにとって「知っている企業」になるために効果的なのが看板です。特に看板は、他の広告媒体に比べて、できるだけ多くの学生に社名を知ってもらうために非常に有効です。

なぜなら、WebサイトやSNS広告は、学生が自らアクセスして初めて接点が生まれるプル型の広告であるのに対し、通学路や生活動線にある看板は、見ようと思わなくても自然と視界に入るプッシュ型の広告だからです。
現在の学生はスマートフォンを中心に生活しています。さらにSNSの多様化や価値観の分散により、接触するメディアは細分化されています。かつてのようにTVのような巨大メディアだけで一斉に認知を取ることが難しくなっている今、こうした「意図せず目に入る媒体」の価値はむしろ高まっています。

特に学生は、毎日ほぼ同じ道を通って大学へ通います。大学周辺、駅前、通学路、バス停などに設置された看板は、意識していなくても日常的に視界に入り続けます。その結果、知らないうちに会社名が記憶に残っている状態が生まれます。


看板はコスト的にもメリット大

実は大手企業も、採用シーンにおいて同じような認知度アップの施策を行っています。その一例が、テレビCMや交通広告などで行っている学生向け広告です。ただし、こうしたマスメディアを使った広告戦略には莫大な費用がかかりますし、見てもらえる頻度をコントロールしにくい面もあります。

その点、看板は、必ず視界に入る立地で、繰り返し目に触れさせ、時間をかけて記憶に残していくことができます。コストもマスメディアに比べるとかなり低い。費用を抑えながら、入学から卒業まで長期間にわたって接点をつくることができます。

 

今、大学周りは看板ラッシュ!!



実際、私のお客様でも、大学の出入口や通学路、バス停といった学生の動線を徹底的に調査し、看板を設置している企業は多くあります。

最近では、建設・建築系の企業が工学部周辺に看板を出す、薬局やドラッグストアが薬学部周辺に出すなど、ターゲットに合わせた出稿も増えています。つまり今、大学周辺には採用目的の看板がかなり増えてきているのです。これは、企業側も「ただ求人を出すだけでは勝てない」と分かってきたからだと思います。

さらに、地元採用を強化したい企業にとっても、看板は非常に相性が良い施策です。地元で働きたい学生は、最初から外に目が向きにくく、「地域で選ばれている会社」で長く働きたいと考える傾向があります。特に、ドミナント戦略をとり、地元で知られている会社は安心感にもつながりやすく、その結果として離職率も低くなる傾向があります。

採用は、「知られているかどうか」で入口が決まります。地域で認知を積み重ね、思い出される会社になる。その仕組みづくりとして、看板を活用してみてはいかがでしょうか。

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